傘もささずに走るのを
大事と気付くための10年
君にまた言えなかったあの日から
SO YOUNG
会いたくて
テレビはわざとつけたまま
こんな夜は君に会いたくて
生命のスタッカートを鳴らしたい
流星のような
雨をただ待つ
かき集め
愛と勇気と絶望は
やっと片手に余るくらいに
「ありがとうさようならきっと好きだった」
きっとじゃないと
今にして思う
君にまた言えなかったあの日から
幾つの夜が
逃げていったか
「迷惑とコーヒーは掛けちゃいけない」と
守れているのは
コーヒーだけか
SO YOUNG
屈託なくそう叫ぶため
俺も貴方も年を重ねて
空の青
見せたいけれど君は来ず
本当の気持ちも未だ言えない
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