2014年10月25日

The Yellow Monkey短歌

雨の中
傘もささずに走るのを
大事と気付くための10年

会いたくて
テレビはわざとつけたまま
こんな夜は君に会いたくて


生命のスタッカートを鳴らしたい
流星のような
雨をただ待つ

かき集め
愛と勇気と絶望は
やっと片手に余るくらいに

「ありがとうさようならきっと好きだった」
きっとじゃないと
今にして思う

君にまた言えなかったあの日から
幾つの夜が
逃げていったか

「迷惑とコーヒーは掛けちゃいけない」と
守れているのは
コーヒーだけか

SO YOUNG
屈託なくそう叫ぶため
俺も貴方も年を重ねて

空の青
見せたいけれど君は来ず
本当の気持ちも未だ言えない






posted by 淺越岳人 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 啄木ごっこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。